JTAメディア活用事例

JTA media application cases

Case .01
2020.03.09

株式会社ニューバランスジャパン様 JRゲートタワーイベントスペース

名古屋駅のイベントスペースで新商品PRイベントを行った株式会社ニューバランスジャパン様。プレス発表では関係者によるプレゼンやお笑い芸人によるトークセッションも行われ、多くの取材陣が集まりました。

スペースの有効利用で、対カスタマーと対メディアのPRを両立

若者を中心に絶大な支持を集めるアスレチックブランドのニューバランスジャパンは2月7・8日の2日間、名古屋駅JRゲートタワーイベントスペースにて新商品お披露目イベント「おとな迷路 by ニューバランス『THE CITYコレクション』」を開催。2月から全国のスポーツデポ・アルペンで限定販売される、“働く大人のデイリーウエア”THE CITYコレクションの魅力を発信した。
またイベントでは、「ライフスタイル」「働き方」「価値観」に関する質問に回答し、自身に最適なTHE CITYコレクションの商品を提案してくれる、特設のおとな迷路だけでなく、イベントスペースの広さを活かしたステージも設置。商品開発に携わったニューバランスジャパンの関係者やお笑い芸人らによる新商品発表会も行われ、名古屋のテレビ局をはじめ多くのメディアが取材に詰めかけた。そんな多方面にPRするイベントに対する思いや狙いなどを、ニューバランスジャパンのオムニチャネルマーケティング担当・前川貴宏さんに聞いた。

名古屋のビジネスパーソンに、新商品の魅力を発信

前川さんによれば、このイベントで最も伝えたかったことは、様々なシーン“に、あう(似合う)” THE CITYコレクションの魅力だという。THE CITYコレクションは、「体型」「シーン」「時代」にフィットすることをコンセプトに開発され、5つのシルエットのパンツを中心にジャケット、ポロシャツ、Tシャツ、スプリングコートなどトータルコーディネートが可能なコレクションとなっている。
また、全国的な企業であるニューバランスジャパンが名古屋でのイベント開催を決定した理由として、「THE CITYコレクションを専売するスポーツデポ・アルペンの店舗が多く、購入につながりやすい」ことだと前川さん。重ねて、開催場所にJRゲートタワーイベントスペースを選んだ理由には、THE CITYコレクションのメインターゲットがビジネスパーソンであることを挙げた。名駅地区と呼ばれる名古屋駅周辺のエリアが多数のオフィスの集結するビジネス街で、通行客の属性がターゲットに適していると判断したかたちだ。実際にイベント中に、早足に通り過ぎようとしていたビジネスパーソンがイベントの存在に気づいて足を止める様子も見られた。

撤去可能な特設ステージで、イベントスペースを大きく使う

さらに、イベント初日に行われた新商品発表会ではレイザーラモンRGさんや「シソンヌ」の長谷川忍さん、「デニス」植野行雄さん・松下宣夫さんといった、芸人たちが登壇。THE CITYコレクションのジャケットやパンツをまとって登場し、“デイリーウエア”としてオンでもオフでも使える汎用性の高さや着心地の良さを実感していた。
この発表会には、在名テレビキー局5局をはじめとして各メディアの取材陣が多く来場。ニューバランスジャパンは、記者発表の時間と迷路が体験できるイベントの時間とを区切って会場を活用。イベント時には展示スペースとなる空間に、記者発表の特設ステージと記者席・カメラスペースを設置し、多数のメディアに対して充分なスペースを確保した。
加えて、人気芸能人と多数のテレビカメラが集ったことで一般の観覧客も多く立ち寄っていたが、観覧用のスペースも確保でき、混雑によるトラブルを発生させずに実施することができたという。
イベントのもうひとつの目玉だったおとな迷路も、黒地に白文字を配したスタイリッシュなデザインの壁面の存在感が通行客の目を引くことに。2日間でおよそ1,700人の来場者が迷路と展示を楽しみ、前川さんも「当初の予定を大きく超える大盛況だった」と、イベントが予想以上の大成功だったことを明かした。
スペースを効率的に活用することで、メディア向けの記者発表と、一般向けの迷路の設置・商品のマネキン展示という、企画の両立を実現した。JRゲートタワーイベントスペースの使い方としても、新しい形を示すことができた。