「はたちの献血」キャンペーンは、「はたち」の若者を中心とした国民各層に、献血に関...
「はたちの献血」キャンペーンは、「はたち」の若者を中心とした国民各層に、献血に関する理解と協力を呼びかける事を目的としたキャンペーンです。
1975年から、毎年1月~2月の期間に実施されており、2021年を当社が担当いたしました。
コロナ禍で、不要不急の外出が制限された2021年。若年層の献血者は減少。そんな誰もが苦しい状況下、若い世代の中には、
「自分も社会に対して、何か役に立つことをしたい」という意識の高まりがあるのではないかという仮説を設定しました。
課題解決のために、若年層のマインドに刺さり共感を得られるメッセージとキャスティングで、クリエイティブをはじめ、TV、WEB、交通メディア、
SNSプロモーション、記者会見PRなど全てのコミュニケーション施策を設計。最適に組み合わせた統合プロモーションを全国エリアで実施しました。
緊急事態宣言が発令され自粛ムードになる中、クリエイティブトーンを「明るく、楽しく、ファッショナブル」にするとともに、ポジティブなメッセージ
「いのちに届け、チャンスは今だっ」を発信。献血は誰かのいのちを救うチャンスになるという気付きと意義を伝えました。
献血に対する今までのイメージと異なるカジュアルな表現で、若年層に興味を持っていただけるよう入り口づくりを行いました。
ポスターグラフィック
CM・Web動画 献血チャンス到来 篇
CM・Web動画 今こそ必要 篇
若年層へ特化したアプローチを目的として、YouTubeでのCM動画広告やTwitterでのSNSキャンペーンなどのデジタルでの発信・展開を複合的に実施。
様々な認知経路を数多く用意することで、TVCM・動画による献血認知とWebキャンペーンによって参加された方の実際の献血協力まで繋げられる
ハンドタオル ワイヤレススピーカー
献血に対する漠然とした不安や疑問について、8つの講座をWEB上に作成。
QA形式でわかりやすく丁寧に説明し、はじめての人でも納得していただける
理解促進型のコンテンツを展開しました。
ターゲットの気持ちをより近くで理解できる入社2.3年目のスタッフを起用。業務進行においては経験豊富な中堅社員が中心を担う幅広い世代での
スタッフ編成を実施。新しいクリエィティブと着実なプランの準備・実行までを行う事ができました。
企画段階からクライアントである日本赤十字社様と、課題解決に向けて意見を出し合い、十分な協議を重ね、ブラッシュアップを行い、
ご納得いただけるプロモーションを実施することができました。
メディアからの注目も高く、2021年1月12日(火)に実施したキャンペーン発表記者会見では多数の報道陣に集まっていただき、露出も多く獲得でき、多くの方に
「はたちの献血キャンペーン」を知っていただける結果となりました。
メイキング動画 オリコン、ナタリーでのパブリシティ https://youtu.be/nmhL7UUFbFA
コロナ禍以前においても年々若年層の献血協力者が減少していました。
当該キャンペーンに於いては緊急事態宣言下にも関わらず1月2月では対前年を超える好結果を得る事ができ、献血に対し向き合う人たちを増やす事ができました。
はたちの献血キャンペーンでの実績から「いこう!献血」キャンペーンに名前を変え引き続きプロモーションのお手伝いをさせていただく事ができました。