2020年1月から2021年2月まで、明智光秀の生涯を描いたNHK大河ドラマ「麒...
2020年1月から2021年2月まで、明智光秀の生涯を描いたNHK大河ドラマ「麒麟がくる」が放送されました。このドラマは光秀ゆかりの
京都、丹波、若狭の11自治体で構成される「大河ドラマ『麒麟がくる』推進協議会」の誘致により実現したものです。
歴史文化講座「明智光秀、新発見!」は、主に京都・奈良に関する歴史文化講座について数多くの開催実績を持つ当社が企画・運営を担いました。
この講座は、当社が放送を契機に各自治体の観光振興や地域活性化を図りたいと考えていた同協議会と、「そうだ京都、行こう。」の長きにわたる展開で
京都エリアの観光キャンペーンにおいて名高いJR東海とをつなぐ形で開催に至りました。会場は同じく開催実績の豊富な東京・有楽町よみうりホールにて
約3時間の講座を昼の部と夜の部2回にわたり開催しました。
基調講演は光秀研究の第一人者・藤田達生三重大学教授にご登壇いただきました。続いて行われた対談のパートでは「麒麟がくる」の脚本を手がけた
池端俊策氏と、NHKで数多くのドラマやドキュメンタリーを手がけてきた山本壯太氏をお招きし、「麒麟がくる」制作にまつわるエピソードや、
光秀の人物像などについて語っていただきました。
「麒麟がくる」の放送は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い撮影が一時ストップしたことから、6月第1週から8月第4週まで中断を余儀なくされました。
また本講座は、当初2020年9月の開催予定で準備が進みましたが、コロナ禍で延期せざるを得ませんでした。しかしながら、仕切り直しとなった同12月の
開催当日には、感染防止対策を万全に施した会場に、これまで当社企画・運営の講座に足を運んでくださった方の多くにご来場をいただき、放送が再開し
クライマックスを迎えつつあった「麒麟がくる」の盛り上がりを反映した、リアルなイベントならではの活気ある雰囲気での歴史文化講座の開催となりました。
ラストには、協議会によるプロモーション「美味攻略 光秀ゆかりの地への"おいしい誘い"」が展開され、歴史文化に加え、食文化を含めた両面での
京都、丹波、若狭の魅力をお伝えし、参加された方が実際に足を運んでいただけるきっかけ作りを行いました。また、安心して講座にご参加いただけるよう、
感染防止対策に万全を期したこともあり、アンケート調査によるご来場の方々の満足度も非常に高い結果となりました。