「#ずらし旅」は、2020年7月にJR東海「ひさびさ旅は、新幹線~旅は、ずらすと...
「#ずらし旅」は、2020年7月にJR東海「ひさびさ旅は、新幹線~旅は、ずらすと、面白い。」キャンペーンとして登場。
ウィズコロナ時代の新しい旅行のあり方として、場所や時間、旅先での移動手段や行動をずらした旅の面白さを提案・発信しています。
その中で、ジェイアール東海エージェンシーでは、ポスターやデジタルサイネージをはじめWEBサイト制作やSNS(公式Twitter)運用、
さらにはキャラクター開発などの業務を担当しました。
新型コロナウィルスの影響で落ち込む輸送量挽回へ向け、本キャンペーンのタイトルは、 久しぶりの旅を新幹線で利用してもらう事を狙って開発されました。
そこに、新しい旅の視点として伝えたかったのが「ずらし旅」。ガイドブックをなぞる旅ではなく、旅先での少し視点をずらす事で新たな発見をすることが
できる事をコンセプトに訴求しました。
立ち上げ当初は、俳優の本木雅弘さんを起用したTVCM、ポスターを中心に東海道沿線内で露出を展開し、メディア各社からの反響もありニュースなどの
報道番組などでも取り上げられました。
(TVCM、ポスターグラフィック:2020年展開)
これら新しい旅のあり方について、特設サイトでは、様々な業種・業界のアドバイザーによるずらし旅記事コンテンツを定期的に発信しています。
早朝の伊勢神宮参りや、京都の路地裏散策、東京での自転車移動など具体的な旅先でのずらし方を紹介。
色々な視点からのずらし旅コンテンツ発信した記事は100を超えました。また、2020年8月からは公式Twitterでの運用も開始し、ずらし旅の紹介はもちろんのこと、
ドコモシェアサイクルやマルタイラーメンなど、他業界の企業とのコラボプレゼントキャンペーンも実施し、ファン及びフォロワーの獲得する事ができました。
#ずらし旅100+コンテンツ
ずらし旅記事紹介ページ https://recommend.jr-central.co.jp/zurashi-tabi/newtravel/
ずらし旅TOPページ https://recommend.jr-central.co.jp/zurashi-tabi/
Twitter コラボプレゼントキャンペーン
Twitterアカウント https://twitter.com/zurashi_tabi
2021年3月には、ずらし旅のナビゲーターとなる存在としてJR東海公式キャラクター「ずらしmado(マドゥ)」が誕生しました。
キャラクターの定着を目指し、デビュー当初は東海道新幹線駅構内のポスターや若手人気声優の山下大輝さんを起用した
ずらし旅紹介ムービーをデジタルサイネージにて展開。その後は、特設サイトにて、mado絵描き歌動画やずらし旅公式Twitterを中心に4コマ漫画、
GIFコンテンツも制作。2021年8月にはJR東海として初となるLINEスタンプをリリースし、ずらし旅とキャラクター双方の認知向上を目指しています。
公式キャラクター ずらしmado
絵描き歌動画
キャラクター紹介ページ
https://recommend.jr-central.co.jp/zurashi-tabi/mado/
「そうだ 京都、行こう。」や「うまし うるわし奈良」など、これまでの大型観光キャンペーンで培ったノウハウを活かし、TVCM・ポスターWEBと
多岐にわたるプロモーションを一貫して対応しました。しかしながら、GoToトラベル事業の見直しや、新型コロナウィルスの感染拡大による緊急事態宣言が
繰り返される中での進行となり、検討していた大きな施策を控える事態もありましたが、訴求時期や内容ついては、世の中の旅行に対するイメージとギャップが
生まれないよう意識しながら展開しました。現在は世の中にずらし旅が定着される事に加え、コロナ禍における旅行の訴求方として
「感染状況が落ち着いたタイミングで旅行したい」と思ってもらえるよう、社内関係スタッフと連携しながら特設サイト上でのずらし旅記事の発信や
Twitterの運用、キャラクターを活用したプロモーションを展開しています。
2020年9月の本格展開から、特設サイトでのずらし旅記事では著名人を含む100件以上の記事が掲載され、
Twitterにおいてはローンチから1年で4.8万人のフォロワーを獲得し、エンゲージメント率は直近2ヵ月で4%以上を推移しました。
また、2021年8月に販売した「ずらしmado(マドゥ)」キャラクターのLINEスタンプは発売から1ヶ月で約2,000個ダウンロードされ、
各施策で一定の反響を生むことができました。ただ、新型コロナウィルスの完全収束は未だ不透明な状況が続きます。
現在は、情勢好転期での仕掛けの他、アフターコロナも見据えたずらし旅の浸透を狙うべく、コミュニケーションプランを鋭意検討しています。