奈良は、行くからおもしろい。
俳優・鈴木亮平が奈良を巡り、魅力を再発見。
2021年に新キャンペーン「いざいざ奈良」を開始しました。修学旅行などで学生時代に一度は東大寺に訪れたことがあるような30〜40代も含め幅広い層に奈良旅を通じて再発見と新発見をしてもらおうと企画し、受け継がれる歴史の魅力と新しい奈良の魅力を伝えることで観光客増加を目指しています。
第一弾は「東大寺・ならまち」、第二弾は「吉野」を舞台にテレビCM、交通広告、キャンペーンページ、その他イベントなどを展開しました。
「東大寺・ならまち編」では特に世界遺産の代表格である東大寺と二月堂、そして前回のキャンペーンと大きく違うのが社寺だけでなくプラスαをユーザーに届けること。奈良=社寺だけではく、グルメやまちあるきなど旅行に行く動機は多様化しています。そのターゲット層にいかに奈良の魅力を伝えるかが課題であり工夫をしました。
ならまちと呼ばれるエリアでは、老舗のお店もたくさんありますが町家を改装したかき氷屋さんやBARやカフェなど新しい風を吹き込んでいるお店が増えており歴史と新しいもが融合してる様子を伝えるかにポイントが当てられました。テレビCMで描いたのは、古き良き奈良と新たな奈良の魅力が交わる「新旧の交差点」。鈴木さんが古い街並みから暖簾をくぐって新しいビルに入っていくシーンがあります。その先でかき氷を食べたり、バーでカクテルを味わったり。奥深い奈良の歴史に浸るとともに、新しい楽しみ方の発見へと飛び込む様子を表現しました。新しい層へいかに奈良の魅力を伝えられるのかクライアントとも議論し、社内でもクリエイティブ制作、媒体手配、効果検証など多くの部署の仲間と共に作り上げました。
※2023年1月時点の情報です。
※所属部署名は、プロジェクト進行時のものです。
オリエン・調査
新CP展開について、
既存CPの認知度調査等を実施
新キャンペーン名検討開始
キャンペーン名を複数提案し、
クライアントと協議を重ねる
CM取上地決定
コンセプトに沿って、
ロケハンや絵コンテを実施し
CM内容を具体的に決定
第1弾「東大寺・ならまち編」 撮影・メディア選定
CM撮影の他、媒体出稿・PR含めた
広告コミュニケーションの
プランニングや手配を行う
第1弾「東大寺・ならまち編」 展開開始
TVCMをはじめ、SNSやWEB・交通広告など
各種メディア展開を開始
奈良は修学旅行のイメージですが、観光需要の変化に伴い、クライアントから広告会社に求められるものも変化しています。大人になって感じる歴史の奥深さ、お寺やグルメ・街歩きなどなど、今後はさらに奈良の魅力を伝えるために、「奈良は、行くからおもしろい」と様々な年代のターゲットに共感を得られる様なキャンペーンを展開していきたいと思います。