1 ⽇に平均10〜12 万⼈が乗⾞する巨⼤ターミナル駅の構内に並んだのは、クラウドファンディングで話題を集めた商品や、珍しいプロダクト。⾰新的な技術が⽤いられた電⼦レンジ使⽤OK のステンレス容器や、デジタルアートを楽しむ4K有機ELディスプレイ、天然⽊を使⽤した雑貨アイテムなど、⽇常をちょっとワクワクさせてくれるものたちです。

出展スペースには仕事帰りのオフィスワーカーやショッピング前後の駅利⽤者が次々と⽴ち寄り、興味深く⼿に取る姿が⾒られました。その他、軽⾃動⾞にも収納できる折りたたみ式のボートといった⼤⼈⼼をくすぐるアウトドアアイテムも。8⽉19⽇〜21⽇までの3⽇間、新しいテクノロジーやアイデアの詰まった画期的な展⽰品の数々に、多くの駅利⽤者が関⼼を寄せていました。

今回の「メイエキ＋」は、ショールーミングイベントでの開催。通常のポップアップショップと異なるのは、スペースに並ぶのはすべて展⽰品ということ。その場で 商品を購⼊し持ち帰るのではなく、⾒て触れた後に、それぞれのオンラインサイトで購⼊する仕組みになっています。 たとえば、出品商品の⼀つである姿勢ケア枕は、会場に設けられた簡易ベッドで使い⼼地を試すことが可能。また、ネコのフォルムが愛らしい美濃焼のフードボウルも、雑誌やインターネットの写真だけでは伝わらない、フォルムや重さ、触り⼼地などを体験できます。

“ずっと気になっていた、ドイツ製のオールメタルの筆記具をひと⽬⾒たい”と訪れた雑貨ファンの声もありました。駅でふいに未知なる商品と出会えるときめきと、⼿に取って触れて魅⼒を体験した上でじっくり検討ができるのが、本イベントの⼤きな魅⼒です。

⼀⽅で、スタートアップ企業を中⼼とする出展者にとっても、⼈通りが多い名古屋駅で、より幅広い層へプロダクトやサービスを認知してもらえる良さがあります。
さらに、展⽰品のみの出品となるため⼩スペースで展開でき、在庫などの搬⼊・搬出も必要なく、少数のスタッフで運営することが可能。出展にかかる展⽰台やロールアップバナー、⾳響機材など必要なツールは当社をはじめとする主催者側で準備をするため、⾝軽に出展を進めることができる点も好評です。何より、来場者計測システムの導⼊で、訪問した⼈の年代や性別を分析したデータを商品開発に活かすことができるため、「メイエキ＋」という拠点をきっかけに、よりたくさんの⼈の⼼を掴むアイテムが創り出されていくおもしろさがあります。駅利⽤者と企業・団体をつなぐ「メイエキ＋」。ただの交通⼿段ではない、 駅の新しい形が始まろうとしています！