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旅行・観光マーケティング調査 2021.06.22

産業イメージTOP5の都道府県を紹介

 首都圏および関西圏在住者約7,000人を対象に、47都道府県の産業・暮らし・観光のイメージを調査した「47都道府県ブランドパフォーマンス調査」。
 このレポートでは、47都道府県全体の「産業イメージTOP5項目」についてそれぞれイメージが高かった上位5都道府県をご紹介します。

47都道府県全体で最も産業イメージが高かったのは「観光」産業イメージ

 首都圏在住者・関西圏在住者ともに1位「京都府」、2位「沖縄県」となりました。3位、4位は順位は異なるものの「奈良県」と「北海道」、5位はどちらも「大阪府」となり、TOP5は、首都圏・関西圏で全て同じ道府県でした。TOP5のうち3府県が「京都府」「奈良県」「大阪府」と関西エリアになりました。

続いて2番目に47都道府県全体の産業イメージが高かったのは「農業」で、3番目に高かったのは「漁業・水産」。

 「農業」では、1位になったのは、首都圏・関西圏どちらも「新潟県」でした。日本人になじみの深い食材である米の生産地のイメージが強くでたようです。次いで2位、3位は「青森県」と「秋田県」がランクインし、首都圏では「青森県」が2位、関西圏では「秋田県」が2位となりました。4位は首都圏・関西圏ともに「北海道」で、5位は首都圏が「山形県」、関西圏が「和歌山県」。首都圏・関西圏ともに東北・北海道が上位にランクインする結果となりました。

 3番目に高かった「漁業・水産」では、首都圏・関西圏ともに、1位は「北海道」、2位は「高知県」となりました。3位は首都圏で「静岡県」、関西圏で「和歌山県」と近郊エリアの大きな漁港のある県があがりました。4位は、首都圏・関西圏ともに「青森県」で、5位は首都圏では「宮城県」、関西圏では「三重県」となりました。水揚げ漁港からの流通エリアもイメージに直結している様子がわかります。

4番目に47都道府県全体で産業イメージが高かったのは「食品加工・飲料・酒造業」で、5番目に高かったのは「畜産・食肉加工・乳業」。

 「食品加工・飲料・酒造業」では、1位は首都圏・関西圏ともに「北海道」。2位以下は、首都圏で「新潟県」、「香川県」、「鹿児島県」、「宮城県」で、関西圏では「大阪府」、「和歌山県」、「鹿児島県」、「京都府」となりました。1位と4位以外、首都圏と関西圏で全く異なる都道府県が並んでいます。首都圏は九州エリアが上位にランクインしているのに対し、関西圏では関西エリアの府県が目立つ結果となっています。

 5番目に高かった「畜産・食肉加工・乳業」では、首都圏・関西圏ともに、1位は「北海道」、2位は「鹿児島県」、3位は「宮崎県」となりました。4位は首都圏で「山形県」、関西圏で「熊本県」、5位は首都圏で「岩手県」、関西圏で「兵庫県」となりました。「兵庫県」を除いては、北海道・東北と九州が上位を占めています。

レポートは以下のPDFデータよりご覧ください。

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